心震わせて!

日常で感動したことや心震えたことを綴っていきます。といってもほとんどはドラマで感動したことですけどね。

スターウォーズエピソード7のネタバレと感想!フォースの覚醒を評価レビューします!

ついにあの名作スターウォーズの最新作、エピソード7 フォースの覚醒を観てきました!

もうね、スターウォーズファンにはたまらないシーンがたくさんあって、昔からご存知の方なら懐かしさに想いを馳せながら楽しめたのではないでしょうか。

もちろん、私は全作観てます。とは言っても映画館で観始めたのはエピソード1からで、エピソード4、5、6の時代は私が生まれる前だったので劇場では観ていません。

そんなゆとり世代ですがスターウォーズはホントに名作だと思います。

では、これからネタバレ全開で感想を述べていきます。まだ観てない人はくれぐれもココから先は読まないで下さい。衝撃的な事実までバラしちゃいますから(笑)。映画を観てから再度このページへご訪問頂けると嬉しいです。

では行きます!

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各シーンの感想

物語はルーク・スカイウォーカーを探し出すところから始まります。

誰が探しているかというと、反乱軍(レジスタンス)の名パイロット、ポーです。ポーはジャクーという名前の星で活動しており、ルーク・スカイウォーカーがいる場所を示す地図を手に入れることに成功しました。

しかし、それも束の間、敵がファイターに乗ってゾロゾロと攻めてきました。今回の敵もダークサイドの連中なのですが、エピソード7ではファースト・オーダーと呼ばれています。

ダークサイドは時代ごとにいろいろと呼び名が変わっていて、シス、帝国、ファースト・オーダーと移り変わってきました。

ポーは身の危険を感じ、ルーク・スカイウォーカーの地図をBB-8というドロイドに託しました。

そして、ここで新たなる3部作でメインの敵となるカイロ・レンが登場します。

黒いマスクをかぶり、その姿はダース・ベイダーを彷彿とさせます。

ポーはファースト・オーダーに捕まり、尋問を受けますが、地図の場所は決して答えません。そうこうしているとストームトルーパーの1人が、なんと「お前を助けてやる」と言ってポーの脱出に協力。このストームトルーパーが、新たなる3部作で主役級となるフィンです。2人はファイターを奪って宇宙に逃げ出します。行き先はジャクー。BB-8を取り戻すためです。

ジャクーに向かうファイターを見て、ファースト・オーダーの提督がこんなことを言いました。

「ドロイドが目当てだな!」(うろ覚えですがこんな感じのセリフ)

あれ?と思いました。ポーは尋問では何も言っていないはずなのに、なぜ提督はポーたちがドロイドが目当てであることが分かったのでしょうか。ストームトルーパーがBB-8を見ていたんでしたっけ?そのあともファースト・オーダーが総出でBB-8を探していたので、きっと地図はBB-8が持っていることは何かしらの事情で知ったのでしょう。

結局ジャクーに墜落してしまい、ポーの姿が消え、フィンが1人で行動することになりました。

一方BB-8はジャクーで孤独に暮らす本作のヒロイン、レイに拾われていました。

フィンはBB-8を連れたレイと合流しますが、ここでもファースト・オーダーの追手が。

逃げるためにオンボロと呼んでた宇宙船に乗り込み離陸させます。このオンボロの宇宙船というのが、ミレニアム・ファルコン!

キター!

ここでワクワクしましたよね?(笑)

色々と戦いを繰り広げて逃げ延びますが、とてつもなくでかい戦艦にミレニアム・ファルコンが引き込まれます。トラクタービームですかね?

レイとフィンは急いで隠れ、侵入者を倒そうとしたところ・・・

なんと侵入者ではなくてハン・ソロとチューバッカ

2回目のキター!

いやー懐かしい!ハン・ソロを見た瞬間をうおおおお!と興奮しておりました。

しかもハン・ソロの名前を聞いたレイとフィンは、あの英雄の!?みたいな感じで驚いていたので、この世界では有名な戦士なのでしょう。ちなみにルーク・スカイウォーカーも銀河中が知るジェダイのようです。

そして、物語の中盤、核となる真実が明かされます。

ハン・ソロたちはマズ・カナタに会いに緑豊かな惑星に向かいます。この星がナブーみたいだと感じたのは私だけではないでしょう。

さて、ファースト・オーダーのマスクをした敵、カイロ・レンは、ハン・ソロレイア姫の息子だということがわかりました。元々は正義の子だったみたいですが、ダークサイドに落ちそうになっていたためルーク・スカイウォーカーに修行を託したとのこと。しかし、それが失敗し、ダークサイドに引き込まれました。

その責任を重く見たルーク・スカイウォーカーは姿を消してしまいます。しかし、反乱軍にはやはり彼の力が必要ということで探しまわっているんですね。

続いてヒロインのレイですが、なぜかハン・ソロが立ち寄った惑星の地下室にライトセーバーが置いてあり、レイはそれに導かれて手を触れます。すると様々なイマジネーションが頭をよぎり、取り乱します。

このときの描写から、おそらくレイはルーク・スカイウォーカーの娘であることは間違いないでしょう。レイ・スカイウォーカー。語呂も良いですね。

また、ここに置いてあったライトセーバーは、元々カイロ・レンのものだったと思われます。というのも、終盤の戦いで、「オレのものだ!」と言っていたので。これが本当にカイロ・レンが使っていたからこのように言ったのか、それともジャイアン理論でお前のものは俺のものというニュアンスで言ったのか、どちらとも取れる発言なのですが、私は前者のように思いました。

この惑星でもファースト・オーダーの追手がやってく来るのですが、レジスタンスのXウイング部隊が救出に来てくれて敵を一掃します。その中のパイロットの1人がお察しの通り、前半に姿を消していたポー。ポーは絶対後半に出てくると思ってました。というか予想通りの展開で出てきました(笑)。

そしてレイア姫が登場!ハン・ソロとの再会に胸が高まりました。

「髪型変えたな。」
「変わらないジャケットね。」

ああ、素敵な二人。

ただ、レイはカイロ・レンに捉われてしまい、フォースで尋問されます。ここで、カイロ・レンが「海が見える・・・島も見えるぞ・・・」と口にしていました。私は最初、レイが思い描いた理想の惑星のことなのかと思いましたが、終盤でルーク・スカイウォーカーがいた惑星が、そのような景色のところだったので、レイは地図がなくてもフォースで何となく居場所がわかっていたんだなと思いました。

しかし、レイはカイロ・レンのフォースに負けず、「あなたこそ恐れている、ベイダー卿のようにはなれないと!」と返したのはさすがでしたね。かっこよかったです。カイロ・レンの胸の内を読み取る。まさにフォースの覚醒ですね。

カイロ・レンはダース・ベイダーに心酔しきってしまったために、マスクをつけていたようです。生命維持装置ではないみたいですね。

さて、そんなこんなで物語は終盤の大決戦を迎えます。

エピソード4、5、6ではデス・スターの破壊でしたが、エピソード7ではスター・キラーです。デス・スターよりもはるかに大きく、惑星丸ごと兵器にしちゃいましたみたいな基地です。

この基地からエネルギー砲を放つと狙われた惑星は木っ端みじんに滅びます。恐ろしい。

そのスター・キラーを倒すため、内部に侵入するフィンとハン・ソロとチューバッカ

ここでハン・ソロとカイロ・レンが出会います。

ハン・ソロは「ベン!」と叫びました。つまり、ダークサイドに落ちる前の名前は「ベン・ソロ(ベン・オーガナ?)」だったのでしょう。ベンといえばベン・ケノービを思い出しますね。ちなんだのでしょうか。

ハン・ソロとカイロ・レンが近づき、会話する。カイロ・レンは苦しさから逃げるあまりダークサイドに落ちた模様。アナキンと同じパターンです。心が弱いためにダークサイドにつけこまれてしまった。

ハン・ソロが、「助けてやる、何でもしてやる」と言い、カイロ・レンは心を取り戻したかのように見えました・・・

が・・・

ズシュッン!

無残にカイロ・レンのライトセーバーハン・ソロの体を突き抜けました。

ああ・・・何となく予想はしていたのですが、ドキドキしながらこのシーンを見ていました。やっぱり目の前でハン・ソロが倒されてしまったら悲しいですよ!

エピソード1でクワイ・ガン・ジンがダース・モールにやられたシーンを思い出しました。

ハン・ソロがやられてから、遠くの惑星にいるレイアがめまいで座り込みます。これは、フォースというか愛の力で感じ取ったのでしょうか。それとも普通に連絡が入ったのでしょうか。その描写がなかったので前者だと勝手に思っています。

ちなみにエピソード7ではダークサイドの親玉はスノークというやつみたいです。

一応姿も出ているのですが、なんというか、ハリーポッターに出てくるヴォルデモートにそっくりです。

さて、最終決戦ですが、まずフィンがカイロ・レンとライトセーバーで戦います。

色々疑問があります(笑)

まず、フィンはジェダイじゃないのになんでライトセーバーを使えるの?

これまでの作品ではライトセーバージェダイ以外の人が持っても使いこなせないみたいな暗黙の設定があったような気がしたのですが・・・。もしやフィンもジェダイ?ミディクロリアンの数値が高いとか!?フィンがライトセーバーを使ったのはこの戦いだけでなく、その前もちょいちょい使ってましたね。いいんでしょうか。

次に、カイロ・レンがそんなに強くないということ。

ダース・モールやデュークー伯爵やダース・ベイダーなんかは己の強さに自信を持っており、余裕が感じられました。しかし、カイロ・レンはダークサイドに落ちたばかりの新米で、どことなく弱さがあり必死。あ、頑張れば倒せそう、と観ている人に思わせます。そういえばカイロ・レンは目が見えないという噂を聞いたのですが、本当なのでしょうか。

あと思ったのは、吹雪の中での戦いが、なんとなくディズニー映画のマレフィセントを彷彿とさせました。なんとなくですはい。

では戦いの続き。フィンの持っているライトセーバーがふっとばされ、気絶させられます。

遠くに落ちたライトセーバーをフォースで引き寄せようとするカイロ・レン。かなり集中しています。やっぱりフォースも使いこなせない未熟者です。そしてやっとこさ引き寄せられたと思いきや、軌道が変わりレイの元へ。

反撃開始です!

女性ジェダイが主人公というこれまでにはなかった展開に胸が躍ります。

途中、レイがカイロ・レンに押され崖から落ちそうになりますが、「オレがフォースを教えてやる!」と未熟者のくせに偉そうなことを言うカイロ・レンの「フォース」という言葉を聞いて、ピンと来て目を閉じます。

そう、マズ・カナタに教わった言葉です。「私はジェダイではないがフォースを知っている。目を閉じてうんたらかんたら」と言っていたことを思い出したのでしょう。

そして見事逆転勝利。

ただ、トドメはさしていません。

100%カイロ・レンは生きています。もしかしたらエピソード8では本当に生命維持装置をつけて出てくるかもしれません。

Xウイング部隊も無事にスター・キラーの破壊に成功。めでたしめでたし。

そして最終シーン。

BB-8が持っていた地図は、R2-D2が持っていた地図データと合体させるようになっていました。R2-D2ルーク・スカイウォーカーが姿を消してからずっとスリープモードでした。しかし、ときが来たのか、勝手に目覚めてました。

C3POも出てきて、本当懐かしいなあと思います。C3POR2-D2は全作品に出ているからすごいですよね。

地図を頼りにチューバッカとともに惑星へ向かうと、そこにはフードをかぶった謎の人影が。

ここで終わるのかなあと思っていましたがちゃんと姿を見せてくれました。

そう、ルーク・スカイウォーカーです。

ここでエンドロールが流れます。

うおー!続きが気になる!

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エピソード7は4のオマージュ

率直な感想として、エピソード7の設定やら進行はエピソード4と酷似しております。

ただ、ハン・ソロやチューバッカレイア姫、ミレニアム・ファルコンなどが登場すると、懐かしい!と感じさせます。そして、おお~ここで出てくるのか~と感嘆します。

これは主人公のフィンとレイと同じで、この2人もハン・ソロらのことを噂でしか知りませんでした。そして、あなたがあの伝説の!?みたいに感動していました。

つまり、見ている人の感動するタイミングが、フィンとレイが感動するタイミングと同じで、一緒に伝説を追体験しているような感覚になれるのです。

もし、全作品見たことあるなら、懐かしさと感動を覚え、エピソード7から初めてスターウォーズを見た人は、ふ~ん、この人が伝説なんだ~ととりあえず思います。そして、帰ってから過去の作品を見たり、他のファンに設定の解説をしてもらうことで、あ、そういうことなのね!と色々な伏線の意味がわかり感動します。

リピーターでもお初でも、どちらでも楽しめる作品だと思います。

それにしても、スターウォーズはホント身内での争いになりますね。

ルークとアナキンや、ハン・ソロとカイロ・レンの関係みたいに。

確かに公式ページでも「フォースを巡る全く新しい"家族の愛と喪失の物語"」と書かれております。

なんかテーマがディズニーみたい。

全体的にテンポが速くて良かったです。場面の切り替わりが早く、無駄なものは一切そぎ落としたという印象です。2時間半でかなり多くの情報量がありました。

エピソード8の予想

レイはルーク・スカイウォーカーから修行を受けます。カイロ・レンもスノークから修行を受けるような描写が最後にあったので、お互いもっと強くなって戦うことになるでしょう。

正直エピソード7の戦うシーンは、お互い未熟者同士の戦いという雰囲気が出ていました。

ですので、エピソード8ではさらに本格的な戦闘シーンが登場するのではないでしょうか。

個人的にはヨーダとデューク―伯爵の戦いと、オビワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーの戦いはレベルが高いと思っています。それぐらいの戦いを見せてほしいです。

あと、フィンの過去がどのくらい物語に関係してくるかが気になります。

小さいころにストームトルーパーとして教育されたということでしたが、フィンは何か特別な能力があるのでしょうか。ライトセーバーが使えるというのがどうも気になります。

そして、一番気になっていること。

それは、レイの母親、つまりルークスカイウォーカーの妻はいったい誰なのか、です。

レイという優秀な娘の母親は誰なのでしょう。このあたりがエピソード8、9と明らかになってくれるとおもしろいですね。

肝心の内容ですが、スター・キラーがまた復活していたら、前作の繰り返しですね(笑)

しまいにはカイロ・レンがダークサイドから戻ってきてスノークと戦い始めたら、それはもう全作をオマジュりまくりです。

なにか、見ている人があっと驚くラストに展開してほしいです。

あ、そういえば反乱軍は今回、レジスタンスという呼ばれ方をしていますが、呼び名が変わったのでしょうか。字幕で観たのですが、実際には反乱軍と読んだりレジスタンスと読んでいたりして、バラバラでした。レジスタンスも反乱という意味がありますので、意味的には一緒なんですけどね。

ではでは、次回作も楽しみましょう!

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